ジャガイモが豊作で安い。ウチの畑のジャガイモも赤字でした(^-^;)とーちゃんどうするんだろう???

Top 10 Agricultural Commodities ETFs.

2015年09月10日

トウモロコシ相場、マネーは収穫量より原油に注目。商品部 岩本貴子

  • トウモロコシの先物市場で投機マネーが存在感を強めている。トウモロコシ相場はこれから本格化する収穫の進捗状況や量を材料に、売買が盛り上がる時期に入る。ただ、天候や生育などのファンダメンタルズ(基礎的条件)に基づいた予想は今春以降、ことごとく外れてきた。痛手を被ったファンダメンタルズ派が身をすくめる市場で、「えさ」を求めるマネーがうごめき始めている。
  • 9日のシカゴ市場では、トウモロコシ(期近)は1ブッシェル3.56ドル前後と8日に比べて小幅高で終わった。取引時間中には一時8日の終値を下回る場面もあった。独自材料に乏しい中、ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の下げが心理的な重荷になった。
  • トウモロコシは燃料用エタノールの原料。米国では自動車の燃料としてガソリンにエタノールを混ぜて使う。シカゴ市場に上場するエタノール価格は原油価格の指標であるWTIにつれて動くことが多く、WTIが下落すればエタノールも下がる。エタノール価格が下落すれば、エタノール工場の採算は悪化し、原料であるトウモロコシの調達意欲も後退するという構図がある。
  • 足元で原油価格との連動性が目立つのは、「ファンダメンタルズで分析する投機筋がポジションを縮小している」(グリーン・カウンティの大本尚之代表)という事情がある。代わりに目立つのが需給要因とは関係なく、利ザヤを稼ぐマネーの存在。マーケット・リスク・アドバイザリー(MRA)の新村直弘代表取締役は「日によっては分単位で原油とトウモロコシ相場の値動きの方向が一致することがある」と分析する。
  • 米商品先物取引委員会によると9月1日時点のシカゴ市場のトウモロコシの総取組高は121万2362枚。8月の米農務省の需給報告発表前の8月4日時点に比べて約11%減った。産地の天候が相場を左右する4月以降の天候相場では、6月下旬の米国産地の降雨で価格が急騰。ここぞとばかりに投機筋が買い上げたものの、7月に入ると今度は急落。8月には米農務省の需給報告前に、収穫量見通しの下方修正を織り込んで急騰したが、実際は小幅ながら上方修正され、買い上げていた投機筋は手じまい売りを迫られた。
  • トウモロコシ相場は、秋以降、需要が相場を左右する需給相場に入る。米産地でこれから収穫が本格化するトウモロコシは豊作がほぼ確実、というのが現時点での多数派の予想。市場関係者が注目する11日発表予定の9月の需給報告で、米農務省は収穫量や需要をどう見込むのか。収穫量の見通しが減るとの予想も出ており、関係者の自信のなさを表している。痛手を被ったファンダメンタルズ派が戻ってくる気配はまだなさそう。荒い値動きが続く原油相場につれてトウモロコシ相場が振られる状況は続く可能性が高い。

地下貯蔵施設 2ch / Twitter / Google / Youtube
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2012年07月15日

アメリカ最悪の水不足と農作物不作 – 世界の食料危機とは?
干ばつ自然災害地域 全米マップ

2012年07月12日

旱魃と熱波で全米のトウモロコシに壊滅的打撃

  • アメリカの殆どが旱魃的状況にある
  • トウモロコシが全米で死滅しつつある
  • ビジネス・ウィーク誌は最近「アメリカのトウモロコシの運命は世界全体に影響を及ぼす。アメリカだけの問題ではない」と指摘

2012年07月09日

日本政府、米国産小麦の輸入拡大-割高なカナダ産から移行

  • 日本政府はパン用小麦の米国からの輸入を増やしている。食品メーカーにとって原材料コストの価格への転嫁が困難な状況にある中、割高なカナダ産の代替として米国産の需要が増えているためだ。日本はアジア2位の小麦輸入国。
  • 日本政府は先月、米国産硬質赤冬小麦の輸入を前年同月比で26%増やし7万7140トンとする一方、カナダ産赤春小麦の輸入を8%減らした。農林水産省の農産部貿易業務課の岩濱洋海・課長によると、デフレの中、日本の食品メーカーは小売業者から値下げを迫られており、カナダ産より17%割安な米国産の購入を増やしている。
  • シカゴの小麦先物相場は11日に1年2カ月ぶりの高値に達し、年初来では26%高騰。食料価格上昇の可能性が高まっている。ロシアや米国などの輸出国では干ばつによる生産への影響が懸念されている。小麦の輸入と国内販売を管理する日本政府は、10月に国内の小麦価格を引き上げる可能性がある。