投資の格言[格言]

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6勝4敗で十分

株式市場というのはしばしば、場数を踏んだ相場師の予想さえ裏切り、わが道を進んでいく。こんなとき、大やけどを負いたくなかったら、自分の見立てを捨てなければならない。相場の主張、動きに相場師の方が合わせるのだ。賢明な相場師ならテープ(※株価)に打ち出された事実にたてつく愚は決して犯さない。市場は常に、絶対的に正しい。それに対し人間は、しばしば誤った予想を抱き、進む道を踏み誤る。リチャード・スミッテン「世紀の相場師ジェシー・リバモア」

株価はしばしば、われわれの常識、世界の出来事を裏切る形で上下する。その様相はあたかも、市場自体に意識があるかのようであり、人間や時代をあざ笑うかのように見える。しかし、そこに潜む真実が後になって現れ、変動の理由が納得される場合も少なくないのだ。リチャード・スミッテン「世紀の相場師ジェシー・リバモア」

パートリッジ翁が「強気相場では常に強気であれ」と言い続けるのを聞いて、おれはまず何よりも相場全般の状況を見極めることの必要性を考えるようになった。おれは相場で大勝ちするのは大きなスウィングでしかありえないということがわかってきた。きっかけはどうであれ、大きなスウィングが続くのは、相場の基本的なコンディションによるのだ。その動きはその相場を動かす力が尽きるまで続かざるをえないものなのだ。個々の銘柄は大きな流れに追随して変動するので、銘柄一つ一つの動きはそれほど必要ではないということがわかってきた。明白なのは強気相場では強気筋、弱気相場では弱気筋になれということだ。

ルフェーブル「欲望と幻想の市場 伝説の投機王 リバモア」

損切りがうまくなるコツ

  1. 最初の損がベストだ(Your first loss is the best loss.)
    これはウォール街の格言です。あるポジションを建てた時、早い段階から損切りの必要性も自分に言い聞かせておくことが必要です。なぜなら損切りは後になるほどやりにくいからです。
  2. トレンドラインを割り込んだ銘柄は売る
    ある銘柄のチャートが上昇トレンドラインを割り込んだ瞬間は、多くの投資家がその株を「損切る!」と決心するタイミングでもあります。こういう場合は売りが売りを呼びやすいです。従ってトレンドラインを下に切ったことが確認されたら、逡巡せずに売るべきだと思います。
  3. 決算をしくじった銘柄は売る
    ある企業が決算発表し、その結果がEPS、売上高、来期以降の会社側の見通しのどれかひとつでもコンセンサス予想を下回った場合、それは「悪い決算」という判断になります。決算をしくじった銘柄は売ってください。
  4. 最後にトレードし過ぎ(Over-trading)を避けるために「買いはゆっくり、売りは素早く」ということを日頃から心がけてください。つまりバタバタしたトレードの元凶は、せっかちな買いによって引き起こされる場合が多く、損切りが早すぎというケースは稀だということです。

四半期決算でどこを見る?

  1. 一株当たり利益(EPS)がコンセンサス予想を上回っているか?
  2. 売上高がコンセンサス予想を上回っているか?
  3. 会社側ガイダンスがコンセンサス予想を上回っているか?